2012年1月30日月曜日
トム・オッターネスの彫刻
写真で紹介したNY地下鉄のパプリック・アートについて。これは「ライフ・アンダーグラウンド」と題されたトム・オッターネスの作品。MTA(NY都市交通 局)が地下鉄会総工費費の1%、20万ドルで発注した作品だそうです。この駅以外にも、このプログラムで造られた作品が数多くあるようですが、こ14丁目 駅のこの作品がもっともポピュラーだそうです。そう言えば、あちこちの駅に小さな彫刻があったような気がします。
トム・オッターネスの彫刻
ワニに食べられそうな少女。14丁目の彫刻ですが、よく見てみると、人の頭が袋のようになっています。これは、お金を入れる袋だそうです。彫刻家のオッター ネスは、注文を受けると、歴史的な背景などいろいろ勉強するとのこと。地下鉄の工事が始まった1870年代、NYでは腐敗政治で悪名高いW.ツイードとタ マニーホールがよくニュースでとりあげられ、その風刺漫画がよく描かれたので、それをモチーフにしたとのこと。他の彫刻もドルマークがついていますね。 オッターネスの作品はマンハッタンのあちこちにあるそうですが、かわいらしさの背後に「パンチ」を効かせているようです。
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