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NY到着の記事

2011年9月6日火曜日

コロンビア大学Events & Activities

2011年3月20日から1年間Visiting Scholarとして滞在したコロンビア大学での活動


4月15日、ドナルド・キーン先生ご退職を祝うシンポジウムに参加。大震災がきっかけとなり、コロンビア大学を去って、日本に帰化することを望まれたそうだ。全米から駆けつけた教え子たちからの、暖かい思い出話。







4月28日、コメディアンのルイス・ブラックがコロンビアにやってくる。Institute for Religion, Culture and Public Life主催の「Nothing's Sacred」と題した講演。司会の先生とあまりうまく話が噛み合ない。Lewis BlackのコメディはYoutubeで見る事ができる。とっても面白い!
 講演後、学生たちが彼にサインをももらいに来た。私も、『Nothing's Sacred』をちゃんと読んで講演に臨んだが、近所のNY図書館から借りた本だったので、サインはねだれなかった。
 でも、ちゃっかりと写真は撮った。アメリカ研究センター所属のvisiting scholar田林先生もいっしょに。
 5月になって、キャンパスの花々も咲く頃、いよいよ卒業式。
 同じvisiting scholarの田林先生と、アメリカ研究専攻の卒業生の卒業パーティーに招待される。

 田林先生と学部長のデルバンコ先生。目をつむったところを撮ってしまった。ごめんなさい。
 デルバンコ先生といっしょに。


こちらの先生は、アメリカ思想史がご専門の Casey Blake先生。日本来たことがあり、私の母校の津田に滞在したらしい。藤田文子先生に大変お世話になったそうだ。左側の女性は、アドミニストレーターのアンジェラ・ダーリンさん。事務手続きでいろいろお世話になった。


デルバンコ先生のご挨拶。
 6月30日、庄司真理子先生のご招待で、バングラデシュ元国連大使でグローバル・ピースを訴えるAnwarul K. Chowdhury氏との会談に参加させてもらう。


国連宿舎の中庭、イーストリバーに望んだとてもリラックスした会談場所。緊張がとれて、なんだか和やかな会談に


チョードリー大使は、場をつくる天才ではないかと思う。雑談から、世界平和の話へと違和感なく広がって行く。むしろ、世界平和実現の出発点が、個人や日常であることがよく理解できる。


かなり長時間にわたって会談は続いた。川辺の風がやや強かったが、とても気持ちがよい。
 国連職員に、日本人ももっと応募して欲しいと大使。国連職員として重要なのは、専門知識に長けていることよりも、異なる考えの人々とうまくやっていける人間的資質だそうだ。国連は、さまざまな意見を尊重しなくてはならないので、もっとも非効率的に事が運ばれる場所だそうだ。頭が良くて、efficientな人間よりも、寛大で柔軟な人間。なるほどと思った。
 アメリカ研究(文学・文化・歴史)のvisiting scholars同士で、AmericanStudies@morningside, ASMという研究会を発足。図書館のグループ・ルームを使い、各自の研究テーマの発表を行っているところ。
 なかなかよいグループ・ルームが確保できました。